海外コンセントで延長コード・タコ足配線は危険!変換プラグが必須

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「もうすぐ海外へ出かける予定があるけど、電気製品の充電はどうしたらいいんだろう」と困っていませんか?

「延長コード」や「タコ足配線」を使用すると一度にたくさんの電気製品を充電できて便利です。海外へ渡航した際にもパソコンやスマホを同時に充電できる環境があると便利でしょう。

ですが、海外コンセントに日本製の延長コードやタコ足配線を使用すると、ショートを起こし火事につながる場合があります。海外コンセントの利用で注意するべきことを確認していきましょう。

海外コンセントのタコ足配線・延長コードは事故のもと

「1,003件の発火事故、そのうち14件は死亡事故」これは、2009年から2013年に日本でおきた電源プラグやコードが原因となって発生した事故の件数です。この数字はNITE(製品評価技術基盤機構)が報告したものですが、コンセントは使用方法に注意を払わないと大きな事故につながると理解するには十分なものでしょう。

電圧やホコリが原因でコンセントから出火

日本でコンセントが原因の出火が起こるのと同じように、海外でもコンセントの発火は起こります。

海外のコンセントで火事になる原因の一つに「トラッキング現象」があります。トラッキング現象はコンセントに電気製品を長期間つないだ状態にしておくことで起こる事故です。

コンセントにプラグをきちんと差し込まないとすきまができます。すきまにホコリがたまり、湿気が集まってきます。湿気とホコリで放電が何度も起こり、火花が散り、発火に至ります。火花が目視できる段階になると、コンセントから電気製品を抜くことは難しく、すぐさま発火してしまいます。海外コンセントをホコリがたまるほど長期間使用する場合は注意しましょう。

また、短期間しか滞在しない場合でも、部屋に電気製品がつながっている場合があります。例えば、インドなどの南アジアではマラリアやデング熱を媒介する蚊が警戒されています。そのため、蚊よけの電気製品が常時つけられていることが一般的です。数ヵ月にわたり接続されて目に見えるほどホコリがたまっていることもあるので要注意です。電気製品をつないだままにしないことが大切ですが、滞在先の部屋のコンセントと常時接続されている電気製品の間にホコリがたまっていないか確認することも必要です。

プラグとコンセントの間から漏電して感電事故

入浴中に充電しながらスマホを使い、湯船に落として事故死する事例が多発しています。死因はもちろん感電によるものです。日本の電圧は100Vが基準となっていますが、海外では200V以上の電圧が使用されているケースが多いです。

例えば、ロシアでは220Vの電圧が採用されていますが、2015年に24歳の女性が入浴中に感電で死亡するという事故が起きています。充電しながら使用していたため、湯船に落としたと同時にケーブルとスマホの間から漏電して事故につながったようです

渡航先の海外コンセントに延長コードをつないで充電する場面があるかもしれませんが、海外の電圧は日本よりも高い場合が多く、感電すると最悪のケースになりがちです。使用方法には十分注意しましょう。

海外コンセントを使用するためのプラグが必要

海外コンセントを使用する前に知っておきたい事故について紹介してきましたが、電気製品のプラグ形状を変換する必要があることも知っておきましょう。

A、C、O、BF型は代表的!

日本のコンセントはA型という縦長の2本線が採用されています。海外ではAタイプを採用している国が少なく、ハの字を逆さまにしたOタイプやAタイプの長方形を丸型にしたBタイプなどを使っています。それぞれの国で採用されている海外コンセントのタイプに変換するアダプターが必要です。

海外コンセントに対応するための変換アダプターは代表的な形状4種類をそろえておくだけで、150ヵ国に対応できます。A、C、O、BFはよく使われている形状ですから、海外渡航をする機会がある人はもっておいた方がよいです。

延長コード・タコ足配線よりも変換アダプターを複数用意する

日本製の電気製品を海外で使用するためには海外コンセントの形状に合わせるための変換アダプターが必要なのはもちろんですが、電圧が対応していることも確認しておきましょう。

電気製品のアダプターなどに対応電圧の表記がされています。スマホやパソコンの充電器の場合は世界の電圧に対応していますが、延長コードやタコ足配線は日本でしか使用できないものが多いです。日本の電圧は100Vですが、220Vのインドで日本の延長コードなどを使用するとショートする危険があります。電圧が対応していないと発火・火事の原因になるので、複数のコンセントが欲しいからといって延長コードやタコ足配線を使用するのは控えましょう。

複数の電気製品を同時に充電したい場合は変換アダプターを2個以上もっておくとよいでしょう。海外渡航の経験がある人は変換アダプターを持っている場合がありますが、たいていは1つしか持っていなくて困った経験があります。2つ以上あれば、スマホとカメラの充電を同時に行うなどできるので、海外コンセントでも困ることはありません。

変換アダプターが2個以上あれば海外コンセントでも安心

延長コードやタコ足配線は複数の電気製品を同時に充電できるので便利ですが、海外の電圧に対応していない場合がほとんどです。対応電圧を無視して使用すると漏電して発火や大きな火事につながります。海外コンセントでタコ足配線や延長コードを使用することは避けましょう。

海外でも安心して複数の電気製品を充電する方法は、変換アダプターを2つ以上持っていくことです。海外コンセントの形状は複数種類あるので、2個以上所有するとなると、荷物になるから避けたいと考えがちです。ですが、複数の海外コンセント形状に対応できる変換アダプターであれば、容量も小さいので邪魔になることはありません。海外渡航の際には変換アダプターを2つ以上用意して海外コンセントでも安心して充電できるようにしましょう。

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