海外対応コンセントの見分け方!コンセントタップに要注意

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「海外に行く予定があるけど、コンセントが渡航先でも使えるのかよくわからない」と困っていませんか?

最近の電気製品は、日本でも海外でも、あまり心配する必要なく、使える場合が増えてきました。それでも、いくつかの電気製品は日本国内で使うことを前提に作られています。

海外のコンセントでも使えるか心配される理由は、主に「電圧」、「プラグ形状」、「周波数」の3つです。また、コンセントタップ、いわゆるタコ足配線についても、注意が必要です。海外コンセントは使い方を間違えると、火災につながるため、十分に注意を払う必要があります。ここで紹介する見分け方を参考にして、安全な方法で海外コンセントを利用しましょう。

海外で使えるコンセントを見分ける方法

海外コンセントを利用する際に、もっとも気をつけるべきポイントがコンセントの形状です。これが合っていなければ、電気を流せません。

次に、意外と気にしていない人もいるのが、電圧です。日本と海外では、電圧が違う場合がほとんどなので、無視してしまうと、火災につながることもあるので、十分に注意しましょう。

最後に、意外と知られていないのが、電源周波数です。電源周波数には50Hzと60Hzのものがあります。それぞれの違いと、海外で使用するために気をつけておくべきことを確認しましょう。

1つずつ、注意点を紹介します。

変換プラグはどの国でも必要

海外コンセントで日本製の電気製品を利用するときに、変換プラグがなければ話になりません。変換プラグとは、コンセントの形状を変形するための道具で、国ごとにさまざまな形状があります。なかには、1つの国で、3種類以上のコンセント形状が使われている場合もあるほどです。

変換プラグには1種類のコンセント形状に対応しているものと、複数の形状に対応しているマルチ変換プラグがあります。同じ国のなかでも、複数の形状が使われている場合もあるので、安く買えるからという理由で1種類の変換プラグを買うのはやめておきましょう。マルチ変換プラグを少なくとも1つ、できれば2つ以上持っていくのがおすすめです。

電圧は火災の元なので要注意

海外コンセントを利用するには、電圧に要注意です。なぜかというと、対応していない電圧で、電気製品を利用すると、火災の原因になるからです。「電気がショートする」という表現がされますが、火花がバチバチと飛び、火を噴くこともありますから、電圧が合っていない電気製品を海外で使用してはいけません。

海外対応なのか見分ける方法は、充電する部分に記載されている対応電圧を参考にしましょう。「入力電圧100-240V」と書かれていれば、日本でも海外でも、特別な対応は必要なく、そのまま使えます。

しかし、なかには「入力電圧125V」と書かれている電気製品もあります。この場合、海外で利用できるでしょうか?正解は、「変圧器を使えば利用できる」です。

変換プラグを使って、形状を合わせれば、電気は流れますが、ショートする危険があるので、絶対にやめましょう。入力電圧が日本専用になっているものは、変圧器がなければ、海外で利用はできません。

電源周波数の違いは対応できない

電源周波数は海外コンセントを利用する際に、あまり心配されることがありません。日本国内では、西日本と東日本で電源周波数が異なります。50Hzと60Hzがそれぞれ使われており、関西と関東をまたいで引越をした経験がある人のなかには、この電源周波数で痛い目にあった人もいるでしょう。

なぜかというと、電源周波数に対応するためには、電気製品のパーツを変更するしかありません。コンセント形状には変換プラグが使えますし、電圧変換には変圧器があります。ですが、周波数にはこういった、簡単に変換できる機器がありません。

では、なぜ、海外コンセントを利用する際に、電源周波数があまり気にされないのかというと、ヘルツフリーの電気製品が多いからです。ほとんどの電気製品は、電源周波数に影響を受けないヘルツフリー仕様になっています。

電源周波数の影響を受ける、電気製品としてよく知られているものは「電子レンジ」や「蛍光灯」ですが、海外に持っていく場合はまずないので、心配する必要はありません。

コンセントタップよりもマルチ変換プラグがおすすめ

海外でたくさんの電気製品を同時に利用するために、コンセントタップを利用したいという人もいるでしょう。コンセントタップというのは、いわゆる「タコ足配線」のことをいいます。同時に複数の電源を利用できて、延長コードとしての役割もあるので、とても便利です。

しかし、コンセントタップはほとんどの場合で、日本国内の電圧専用に設計されています。海外でも利用できる場合は、「海外兼用」や「海外専用」など、パッケージにわざわざ記載されているほどですから、コンセントタップは海外で使えるものは、ほとんどないと思っておくとよいです。

さらに、コンセントタップはサイズが大きいので、海外へ出かけるときは、あまり便利とは言えません。海外渡航は、どんな国であれ、荷物を減らして身軽に動けるようにしておいた方が、安全面から考えても無難です。

そこで、マルチ変換プラグを2台以上持っておくことを、おすすめします。ほとんどの部屋で、コンセントが2つ以上ついているので、複数の電気製品を同時に充電する場合でも安心です。海外渡航には、コンパクトに持ち運べるマルチ変換プラグを2個以上もっておくと、便利なのでおすすめです。

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